10月21日当店に、日本が誇れる数名の方々がご来店されました。
その中の3名の方は数冊の本をご出版されています。
1974年3月 フィリピン ルパング島のジャングルの中から30年ぶりに帰還された小野田寛郎様 元陸軍少尉で大変なご苦労をされ、当時は日本中で時の人として騒がれた方です。
帰国後はブラジルに移民し成功され、今はボランティア活動などでご活躍をされています。ご講演のため山口に来られ、私どものお客様にお連れ頂きました。
三好正之様 元陸軍中尉 代々お医者様の家系で、ニューギニアでは、映画の硫黄島のような体験をされ、最近では中田整一先生のご執筆で「戦場の聴診器」の主人公。小野田様をお連れ頂いた方で、阿知須共立病院の院長、理事長、会長を通り過ぎ「おお先生」と呼ばれている方。現在91歳になられるが、今なお、食欲も旺盛でご健在。
内貴直次様 元陸軍少尉 ニューギニアでは、おお先生の戦友。平成11年に喜寿の記念として「ヤマトダマシイ」をご出版される。ニューギニアで片足をなくされたにも関わらず、わが身を構わず、勇敢に戦場で振舞われた方。その後片足でバイクに乗りプールに通われ、86歳になられた最近で300万km泳がれたそうです。凄い方はいつまでも凄い!
戦場の聴診器を拝読させていただき、内貴さんという方が妙に気になっていましたが、お会いできる機会があるとは思いもしませんでした。
私が一番驚いたのは、皆さん想像もつかないような厳しい、苦しい体験をされたにも関わらず、とても穏やかなお顔で本当にビックリでした。
ただ、こんな皆様があって、今の日本があることをいつまでも忘れちゃいけないなと思い、今日は書いてしまいました。