いよいよナポリを出発しアマルフィへ。
先ずソレントからポジターノへ向かう為、バスはソレント半島の突端までは行かないで、半島を横切る近道ルートである。
途中バールで最初のトイレ休憩。
次にポジターノではフルーツやリゾット米、ハーブ、乾燥プチトマト等を販売している屋外店舗で食材の買い物。
帰国して我が家で料理を作る楽しみが出来た。
その後ポジターノでトイレ休憩の為、再度お土産屋さんへ立ち寄る。
道路を挟んで海側にはエメラルドの洞窟へ降りるエレベーターがあるようだが、無視。
今回の旅行でカプリ島の青の洞窟には入れないだろうと思いつつ、事前にそれに代わる物があるかネットで調べていた。ところがエメラルドの洞窟があるにはあったが、船頭のチップねだりが酷いとか、ライトアップされていて感動がないとか評判が余り良くない。
折角ここまで気分良く来ているので、皆にがっかりさせたくなくての無視である。
ポジターノの一部は浜辺近くから山の中腹にかけて、ビッシリと別荘らしき建物があり近年は一軒が日本円で一億円もするそうだ。そういえばソフィア・ローレンがプレゼントされた別荘も確かここであったし、映画のアマルフィに出てくる絶景もここでの撮影があったとの事、絶景であった。
後で写真を見て、誰が撮っても美しく写るであろうと感じた。
アマルフィに着き、まずはプランゾ。しかし皆なエウロが少なくなったようだ。
たった一軒の両替屋に行って替えてもらうが、ここまで来ると流石にエウロが高い。
当日は確かレートは107円であったが118円換算だった。このブログをご覧になりアマルフィに行かれる予定のある方は、都会で両替をされてアマルフィ入りされる事をお薦めする。一言アドバイスだが、5パーセントくらい手数料の上乗せがあるようだ。
食事は Trattoria da Barracca で路地を入った小さななお店である。
カジュアルでなかなか良い。
少々塩味が強かったが店員の気持ち良いサービスがカバーしていて、とても居心地が良かった。
その後は狭いアマルフィの町を散策し、ゆったりと時が過ぎていく。
アマルフィは治安も良く、最近は日本からの旅行者も増えているようだ。
結構年配のご夫婦もいらっしゃった。
その後バスに戻り近くのホテルにチェックインする。
今回のホテルはリゾートホテルの雰囲気を醸し出している。
夕刻リザーブしてあったビーチサイドのRistorante Lido Azzurro,Amalfiに行く。
実はサプライズで準備していた事がある。
店に着くと口の字型のテーブル配置で、何気なくメイン席に二人座って貰う。
まだ気が付いていないようだが、今日は川口料理長と中谷夫人の誕生日。
最初にスプマンテで乾杯し、二人を驚かせながら食事の幕が開く。
前菜 イワシの2種チーズ(プロボローネと燻製モッツァレッラ)を挟んだフリット。
第一の皿 魚介の味がしっかりと浸み込んだ烏賊のリゾット。
第二の皿 白身魚のワイン蒸しレモンソース
ドルチェ 水牛のリコッタチーズのミルフィーユ
カッフェ
ドルチェの時,主賓の二人にはキャンドルサービスをしていただく。
皆な楽しそうに過ごしているのを見て嬉しくなった。
少し時間をオーバーしてしまったが、待たせていたバスに乗り込みホテルに帰る。
ロビーで再度食後酒のリモンチェッロでかんぱ~~い!
次の日は朝食を済ませ、ホテルから街中まで歩いて降り、最後のアマルフィを脳裏に刻みこむ。帰りはタクシー。
アマルフィで最後の買い物はルーコラのリキュール(真黒なお酒)とコラトゥーラ。
コラトゥーラは帰ってからシェフの研修旅行のお薦めメニューで直ぐに無くなってしまった。日本では高価なものだけに沢山買って帰れば良かったと帰国後に悔いる。
そろそろサレルノ、ポンペイ経由でローマへと出発する。