トラットリア ダ ピーノもぼちぼち満席になってきた。
私たちのお腹もワインとお料理で殆ど一杯だが、数名ドルチェをオーダー。
幸せ状態で店を後にし、近くのホテルに歩いて向かう。
地方料理が食べられたことに大満足し、
ホテルに帰ってからは昼間に買い込んでいたティニャネッロを飲みながら、
改めてリグーリアの夜景をみんなと楽しむ。
翌日は各人全くフリーでサンタ マルゲリータ リグレを散策。
ディナーの店も併せて探すけど、なかなか良さそうな店が見当たらない。
ランチは町中のレストランで軽くピッツァとサラダで済ます。
隣の若いグループはアメリカからバカンスで訪れれている感じだった。
夜は結局、間違いのないトラットリア ダ ピーノにまたしても足が向く。
このトラットリアは写真の3人家族でお父さんの名前がピーノ。
もともとは漁師さんでレストランカードも大きな魚を獲った古い写真が非常に印象的。
特に店を仕切っているママさんの笑顔があたたかくて素晴らしい。
ご両親を大切にしている明るい人柄がこの笑顔に出ている。
私はどうしてもラザーニャとパンソーティ(両方下に写真を掲載)の味をもう一度確かめたかった。
皆さんもそれぞれに満足していただけて良かった。
今日はデザートは遠慮して、ビーチの傍のジェラテリアでジェラートを買い、
座り込んでいただく。
今日も美味しい一日を終え、ホテルでワインを飲みなおす。
翌日はポルトガルに向かうため、早朝よりミラノに移動。
ポルトガルに着いてお昼はホテル近くのショッピングセンター内のピッツェリアで軽い食事。
夜は中華料理店がセットされていたが、何とも無愛想な接客であった。
もう一組お客さんがあったが、ロータリーの人達のようだ。
このリスボンで世界大会が開催されているので、もう少し街に活気があるかと想像していたが現実は違った。
やはり経済が安定してないのだろうと勝手に思ってしまう。
翌日10時からの開会式参加の為、9時30分にペーターさんに代表で登録をしていただく。
そのまま会場に入るつもりであったが、我々は午後3時からの開会式になっていた。
何とか入場できないか考えてみるが、術はなさそうで出直すことにする。
他の3名と合流し昼食と市内観光に出向き、開会式に間に合うように帰る。
やっと開会式に参加することできる。
今年のRI会長は日本の田中作次さんという方である。
今回で9回目の国際大会参加であるが、この会長のスピーチは非常に感動させられた。
このスピーチを聞けただけで、今回の旅行が非常に有意義なものになった。
ラストイヴェントであるショーは「イル ディーヴォ」という異国の男性4人のヴァーカルグループの熱唱。
心にしみる曲ばかりで、開会式が始まって2時間はとっくに過ぎている。
間違って午後の部になっていて本当に良かった。
最後まで聞き終えて後ろ髪を引かれる思いで、会場を後にする。